検索動機を考慮したコンテンツ設計により、指名検索以外の集客ルートを強化

サービス機器メーカーであるA社さまは、代理店を介した販売のため、エンドユーザーとダイレクトに製品に関する意見を聞くなどのコミュニケーションが難しく、ウェブを活用してエンドユーザーと直接コミュニケーションが取れる方法を検討していました。

解決方法としてオウンドメディアを立ち上げ、コンテンツを通じてウェブ上での接点獲得を強化する計画を立てました。読み手となるエンドユーザーについて議論を進めるなかで、製品に関してウェブで情報収集するキッカケ（動機）が限られていること、そのキッカケから想起される検索キーワードを洗い出し、調査したところ関連キーワードも含め一定量のボリュームが存在しました。

立ち上げ当初からさまざまなテーマでコンテンツを制作すると、どうしてもテーマごとの専門性が低くなってしまい、エンドユーザーにとって価値あるメディアと認識されにくいため、運用を大きくフェーズ分けし、初期段階では一定の来訪数を獲得するまでテーマを絞り、専門性の高いコンテンツを設計・制作するという方針で運用しました。

立ち上げ半年後から徐々に検索結果上位に露出するコンテンツが増え、運用から2年後には企業サイトとほぼ同程度の来訪数を企業名指名の検索クエリを含まず獲得できる状態となり、企業名を想起してもらうためのコンテンツをオウンドメディアで発信し、企業名指名での検索は企業サイトが担うという流れを確立することができました。

24incでは、お客様の事業成長のためにウェブ上での集客からリード獲得まで、部分最適化ではなく、マーケティング思考を積極的に取り入れた戦略策定から制作・運用まで、トータルにご支援しています。

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